ふくらはぎの太さの原因にリンパの流れも関係する

リンパ液って、よく聞く割に、結局なんなのか分かってなかった私ですが、リンパ液の流れが足の太さに関係することもあるということで、勉強しました。

リンパ液の役割と足への影響

結論からいうと、リンパ液の流れは足にとって大切だけど重要度は低め、ってことです。ちょっと意外な結果でしたけど、順を追ってまとめます。

リンパ液って?

リンパ系という循環系が体には走っています。リンパ系以外には、血管系があります。リンパ系は、リンパ液がリンパ管を通って全身を巡っている経路や仕組み全体のことですが、血管系は血液が血管を通って全身を巡っている経路や仕組みのことです。

要は、体の中を水分が巡る系統には、血管系とリンパ系があるということで、リンパ系で流れている水分?がリンパ液なんです。

じゃあ、リンパ液は何をするの?血管系の血液とはどう違うの?ってことなんですが、私の解釈でいうと、血液がメイン、リンパ液がサブって感じです。

血液の役割

血液は、全身に酸素とか栄養素を送り届けるために存在します。また、逆に二酸化炭素や老廃物を回収する役割もあります。体の中で、ブツブツ交換をするために常に全身を巡っている、運び屋さんなんですね。

心臓から出発して、酸素や栄養を送り届ける方向の血液の通り道が動脈、二酸化炭素や老廃物を回収して心臓に戻る方向の血液の通り道が静脈です。

このあたりは、確か小学生か中学生くらいで習った気がします。

リンパ液の役割

リンパ液は、静脈(二酸化炭素や老廃物を回収して戻っていく血液の通り道)で回収されなかった残りを運ぶ役割を持っています。静脈という血管の回収が漏れてしまった分は、リンパ管が吸収してリンパ液として運んでいくわけです。

そういう意味で、リンパ管やリンパ液が、がんがんとモノを運ぶというよりは、おこぼれを拾うイメージでしょうか。

リンパ液は足にたまりやすい

体内の老廃物を運んで体をスッキリさせるためには、リンパ液よりは血液の方が力を発揮しそうなのですが、厄介なのがリンパ液は結構足にたまりやすいということです。

なぜなら、重力があるからです。立っていると足が下にある分、体内の水分は下に下にと行ってしまいます。上に向けて自力で昇るのは普通は難しいですから。

 

ここがミソです。

 

もちろん、血液も足にたまりやすいんです。血液も重力に逆らえなくて足にたまります。でも、静脈には自力で運動機能があるのに対し、リンパ管には自力の運動機能がなくて、誰かに押して(正確には「さすって?」)もらわないといけないんです。

だから、リンパマッサージが流行ってるんです。

血管は自らの運動力で多少は重力に逆らって血液を動かそうとできるけど、リンパ管は運動機能が全くないので、誰かの助けが必要ということですね。

そして、誰かの助けというのは、周辺の筋肉だったり、静脈から受ける刺激なんです。あるいは、リンパマッサージで外から刺激を与えるという手もあります。

 

結論

とりとめがなくなってしまいましたが、結局なにが言いたいかというと、

 

基本は血管ケア、リンパ管ケアも忘れないでね

 

ってことですね。

 

ちなみに、血管ケアというのは、血の巡りを良くする食べ物や筋肉の運動を心がけることだと考えられます。リンパ管ケアというのは、リンパマッサージとかなんでしょうが、リンパ管も筋肉や静脈に助けられるという意味では、やはり血管ケアがリンパ管ケアにもなりそうです。

 

でも、リンパマッサージに行くと、それはそれで気持ちいいし、意外と足もスッキリするので、これからも利用します。