太いふくらはぎは、水分が足に溜まっているだけかもしれない。
ふくらはぎを細くしたい、痩せたいと思った時、とりあえず皮下脂肪を落とせば良いのかな?と思いますが、ふくらはぎが太い原因は脂肪だけじゃなくて、水分が溜まっている可能性があるとか。
ふくらはぎの水分ケアは、太さにも健康にも重要
人間の体は水分だらけ
人間の体重の約60%は水分だそうです。ちなみに、赤ちゃんの時は体重の約75%、子どもでは約70%、老人になると約50%で、年齢とともに水分が減るようです。自虐的な年齢ネタで、「カサカサしている」とか「枯れている」とか言いますけど、意外と本当のことなんですね。
そして、体内の水分は、水分といっても、無色透明のお水のような状態ではなくて、細胞の中を満たす水分だったり、血液やリンパ液として流れる水分、筋肉や臓器を構成する水分など、体のあちこちに分布しています。
水分の1/3が、体を循環する血液やリンパ液
体内の水分のうち、血液やリンパ液に分布するのは1/3だそうです。体の水分の1/3が、血液やリンパ液として使われていて、体内に運び屋さんとして、酸素や二酸化炭素、栄養素や老廃物を運んで体の中をぐるぐるしています。
足には、水分がよく溜まる
でも、体の中を水分がぐるぐると循環する時に、一番厄介なのが足です。というのも、重力が絡んでくるからです。水分も重力に従って、放っておけば下の方に溜まりやすくなります。下に降りるのは簡単でも、上に上がるのは難しいので、血液やリンパ液といった水分は足に溜まる傾向があるのです。
だから、体の水分(血液やリンパ液)が溜まってふくらはぎが太く見えている可能性があります。
皮下脂肪を気にする前に、ふくらはぎの水分がきちんと循環するようになれば、意外とほっそりする可能性があるかもしれません。
健康にも重要なふくらはぎケア
もっと大切なのは、本来は体を循環しているべき血液やリンパ液が、足に溜まりっぱなしになることで、大切な栄養素を体の隅々に届けられなくなったり、老廃物が回収されずに放置されて、健康を損なう可能性があるということです。
具体的には、新陳代謝が悪くなる、体の臓器の機能が低下する、などです。
まとめ
- ふくらはぎ痩せしたいなら、皮下脂肪よりも水分に着目してみる
- ふくらはぎをケアすることは、健康にも大事な事